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価値ってなんだ?

何となく哲学的だけど、価値って、考えたら計算では求められないなと。
価格とはどうも違う。よく家電なんかを買うときはネットと店舗とで価格差がある。この時点で価値でもない気がするし、それを元に価格交渉すれば値引きに応じてくれたりする。
使いもしないのに5分も待たず下落する。もっとも、値上げされるよりはうれしいが。
買ってみて使ってみて、ありがたいと思ったらそれは価値があるということになる、かもしれない。

価格なんて幻想だ

いいモノが安く買えるのはありがたいことだ。たいていは、良さそうに見えるモノは値段が高い。
だけど使う前に価値は分からない。いいモノかどうかも、結局のところメーカーのネームバリューやブランディングによるイメージ・先入観に拠るところが大きい。
つまりいいモノと思い込んでいるだけのところがある。
だから「価格が高い=いいモノ」というものさしで判断してはいけない。
なにより人間は飽きるのが早い。モノを買うときは
  • 本当に必要なのか、欲しいだけなのか
  • 必要なのはどの機能か
  • その機能は他のモノでは補えないか
という点を一度真剣に考えるべきだ。そして必要最低限を満たす程度のモノをよく見ることだ。
そうすれば必要な買い物がしっかりできる。飽きてしまうリスクと、価値と価格のアンバランスが少しは解消される。不要なモノや機能にお金を払うのはもったいないと思う。

お高いんでしょう?

ものすごく高価。それでも感謝できるというモノであれば、それはその人にとって絶大な価値があるということだ。
それに高価なモノであればそうでないモノよりは大事に使うと思う。
ただ必須ではない。余程のことでない限り、代替品はいくらでもある。見つからないのではなく、執着して見えないだけだ。
私は価値というものを測るとするなら、やはり感謝の度合いで測ろうと思う。決して値段ではない。今朝も洗濯機に感謝した。値段は高いものではないかもしれないが、感謝しなければならないモノだ。
感謝できるモノにはお世話になっている。「ありがとう」とちょっと一言声を掛けてあげてもいいはずだ。
当たり前のことがとてもありがたいと思えたら、いろんなモノに価値を見出だせる。
もしかしたら「飽きる」という感覚も忘れることができるかもしれないな。ちょっと意識して暮らしてみるかな。
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