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失敗から生まれた
少し前にワークマンの2.5レイヤージャケットを買った。安くて透湿防水なのでガシガシ使える、非常にありがたいナイロンジャケットだ。
ただし背面右肩近くにあまり好みではないロゴがプリントしてある。銀色のザラついた反射材みたいなヤツ。これを何とかしたかった。そこでアイロンプリントで隠す作戦に出た。
貼り付けた当初は上手くいったかに思えたけど、角R(丸み)にしなかったためか、貼り付けたアイロンプリントが剥がれてしまった。
これが思いもよらない発見に繋がるなんてね。
プリントが剥がれた?
アイロンプリントの角が剥がれたので、思い切って全部剥がそうと思った。ストックならまだある。次はちゃんと角Rにするさ。
角からゆっくり剥がそうとするも、結構しっかりくっついている。値札を剥がすような慎重さで剥がしにかかる。
少し剥がしたところであることに気がついた。元のプリントロゴがアイロンプリントに貼り付いているじゃないか。
なんだこれは!ワークマンはここにもワクワクを仕込んでいるのか!?
全部剥がしたらロゴが半分くらい薄くなった。自分なりに事態を推測する。
アイロンプリントをアイロンで接着する。 →接着とはつまりナイロン用のノリが熱で生地に付着する →でもプリントロゴがあったもんだから、そこだけノリが生地まで届かずむしろロゴにノリがしっかりくっついた。 →ノリがくっついた分のプリントロゴが、アイロンプリントを剥がすときに一緒に剥がれた。
我ながら見事な推測だ。推測だけど。だとすればアイロンプリントを貼って剥がすを繰り返せば元のプリントは無くなるんでない?
その通〜り
推測は正しかった。珍しく正しかった。すごく嬉しい。アイロンプリントを貼って剥がすを繰り返したところ、3回目で元のプリントロゴはキレイに剥がれた。
ただしロゴの銀色の部分は剥がれたけど、下地のナイロンには影のようにロゴの跡が残った。ついでに言うと最初に貼ったアイロンプリントの跡も残っている。
アイロンプリントのノリが残っているのか、ノリが付着する際の反応でナイロンが変質したのか、これはまだわからない。洗剤では落ちなかった。
そして結構目立つので、結局自作アイロンプリントを再び貼ることにした。
現在の結論としては、
「ナイロン生地のプリントは落とせるけど、跡がクッキリ残る」
ということだ。現場からは以上です。
使用したアイロンプリントはこちら。リンクはヨドバシ。送料無料なので最安かも。