
フライパンって、なんで剥がれるんですかね。
買って、使って、剥がれて、また買う。このサイクル、完全に乗せられてる気がするんだよね。コーティングに寿命があるなら、最初からそう言ってほしい。「2〜3年でまた買ってね」って。正直に。
コーティングは剥がれる前提で選ぶ、という発想
T-falを6年使った。正確には、2〜3年でコーティングが死んで、それでもだましだまし使って、結局6年。よく頑張った、フライパン。えらい。
次に1480円の「ダイヤモンドコーティング」のやつに乗り換えた。名前の響きはよかった。ダイヤモンドだよ、ダイヤモンド。でも1年で剥がれた。
知ってた。
そりゃそうだよね、1480円だもん。ダイヤモンドがどうこうじゃなくて、値段の話だよこれは。T-falが3年もったのに対して1年。値段なりだった。コーティングの精度はフライパンの値段に比例するのかもしれない、という当たり前の結論に至るまで2枚買ってしまった。やれやれ。
鉄の中華鍋、買ったら終わりだった
で、今は鉄のIH中華鍋を使っている。4年目。まだ使える。たぶんあと40年使える。
最初に買った理由は「美味しいチャーハンが作りたい」という、ものすごく純粋な動機。強火でもいけるし、炒めてよし、焼いてよし。調理中に鉄分が食材と結びつくらしく、通常のフライパンで作るのと比べると炒め物の味わいが違う気がする。たぶん気のせいじゃないと思うんだよね、これ。
で、チャーハンは1回だけ完璧なのができた。1回だけ。
まあいいんじゃないですか、別に。
鉄鍋の「面倒くさい部分」として語られがちな油のコーティングも、やってみると大した手間じゃない。使い終わったらスチールたわしでゴシゴシ、火にかけて乾かして、キッチンペーパーで食用油をさっと伸ばすだけ。テッカテカになる。なんかこれ、愛着が湧くんだよね、やってみると。手間なのに楽しい。不思議な体験。
コーティング剥がれの心配もない。口に入っても安全な油で自分でコーティングしてるわけだから、剥がれたら塗り直せばいい。それだけの話。
結局、一番安かった
当時4000円くらいだった。それが4年間現役。年間1000円。まだ終わってないから、これからもっと安くなる一方。
対してコーティング付きフライパンは、安いのを毎年買い替えたら年間1500円。高いやつを3年使っても年間1000円くらい。そして剥がれたら捨てる。
鉄は剥がれない。ていうか剥がれる部分がない。あの「じわじわ劣化してる感」がゼロ。毎回、変わらない使いやすさがそこにある。これがいいんだよね、じわじわ安心感みたいなのが。
欠点は重いことと、食洗機が使えないことくらい。食洗機で洗ってないからどうでもいいんだけど。
どうせみんなもフライパン、そろそろ剥がれてきてるんでしょ。
いや、やりましょう。鉄。




ちなみにこれ、たぶんいい。調べた限りでは間違いない(はず)。
※山田工業所は職人の手打ちなので在庫が読めない。IH対応は特に読めない。サイズや厚みは「あるやつ」で大丈夫、30cmじゃなきゃダメってことはない。検索結果から在庫あるのを選んでくれ。
楽天で探す
Amazonで探す
※Amazon版は「そらとぶフライパン」ブランドが山田工業所に特注した平底IH対応モデル。中身は本物。
どうしても山田工業所が手に入らない人へ
リバーライトの「極ジャパン」も鉄。窒化加工でさらに錆びにくくしたやつ。

