手間だけじゃない!提携ローンのメリット

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県民共済住宅の提携ローン

先日予約をしてから提携ローンの事前審査の申込用紙が届いた。
超低金利が続いているが、来年、その先が読めない金利なので、なるべくリスクは低くしたい。
変動なのか固定なのか、どちらが得なのかは払い終わってから分かること。やはりリスクヘッジが最優先だと思う。
とは言えど、潤沢な資金がある訳でもなく、提携ローンは標準金利より安く、つなぎ融資も利用できるので審査が通ればありがたい。

メリットは

そもそも提携ローンってどんなものか。

県民共済住宅提携ローンは、住宅を建築されるお客様が㈱県民共済住宅の提携する金融機関から通常より有利な条件で、所要資金の一部について融資を受けることのできる制度です。
融資につきましては、埼玉りそな銀行のほか複数の金融機関との提携ローンを用意しております、お気軽にご相談ください。
平成24年8月 現在

メリットざっくりまとめると
1 優遇金利:提携金融機関の標準金利から1.0%~1.85%引き下げ
2 抵当権設定費用(司法書士報酬)が通常、約30,000円+消費税のところ、10,000円+消費税になる
3 中間金支払いにつなぎ融資が使える
というところだろうか。

ちなみに提携金融機関は、

  • 埼玉りそな銀行
  • 武蔵野銀行
  • 埼玉縣信金
  • 三井住友銀行
  • 川口信金
  • JA
  • 労金
  • 飯能信金
  • みずほ銀行
  • 青木信金
  • 三菱東京UFJ銀行
の11機関。
提携ローンだと県民共済住宅の担当者とのやり取りで手続きが進行する。営業費を一切かけない会社ではあるが、この辺はもしかしたら楽かもしれない。
提携金融機関毎に金利の差はあるが、それ以外では大きな差はないとされる。
強いて言えば、JAバンクだけローン申込時と融資開始時(引き渡し完了時)でのいずれか金利が低い方を選べるという差があるそうだ。
それと金融機関と借入額にもよると思うが、分割融資の際につなぎ融資が可能になる。
県民共済住宅で住宅ローンを利用して家を建てる場合の支払いは、一般的に分割払いが行われることが多い。

その流れとしては

①着工直前

契約金(20%)支払い

②上棟後約1ヶ月以内

中間金(35%)実行(金消契約)

③完成後約1週間以内

最終金(45%)実行(金消契約)

となる。
契約金(20%)は基本的には自己資金で支払う(実際にはローン可能)。
残りの中間金(35%)と最終金(45%)は住宅ローンで支払う訳だが、住宅ローンは建物が仕上がって引き渡しが完了しないと融資が実行されない。
そこで家が完成していない時期の中間金にはつなぎ融資が必要になる。金利は割高になるが、住宅ローンの実行前に融資してもらえる。
前借りするので、その期間分はつなぎ融資金利が発生し、金利分は毎月返済が必要となる。
少しでもつなぎ融資を減らしたいなら、契約金を増額することもできるそうなので、懐具合や担当者と相談。
まあ、提携ローンは金融機関の標準金利より低金利なので、他の金融機関よりはつなぎ融資金利も下がるのではないかな。それだけでもありがたい。

全期固定金利型はない

提携ローンの固定金利選択型は最長で当初10年で、いずれの提携金融機関でも全期固定金利は取り扱いがない。
この低金利時代に全期固定金利なんて割高じゃないか、とも思うが、月々の支払を一定にして計画性を高めることもリスクヘッジである。
それができないのでいろいろ検討しているところである。
全期固定にしたい場合はフラット35sなどを利用する方法があるにはあるので、家計と相談だ。

お得な情報。なるべく住宅ローンで賄おう。「県民共済住宅で家を建てる これも住宅ローンでお願いします」

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