夏を乗り切って思うこと。冬にも期待。県民共済住宅で家を建てて。

家の住みやすさとは一言で快適性。私の場合は温度と掃除のしやすさがそれを感じます。
夏を過ごしてみて、装備で感じたことを書いてみます。
県民共済住宅に限らず、これから家を建てる方の参考になれば。

Contents

woodoneのピノアース(ウレタンコート)をチョイスしました。

ピノアース

これは良かったですね。暑さを凌ぐというものではないですが、夏場は足も汗をかく頻度が極端に高いので、標準の床材よりもサラッとしてて心地よいです。
床でゴロゴロしていて不覚にも寝てしまうことがあるくらい。エアコンの温度を下げすぎないで快適に過ごすのにも一役買っていると思います。
ウレタンコートなので完全無垢とは言えないのでしょうが、汚れには強い。木目調の床より温かみがあって、室温の影響も多少ですが受けにくいと思います。

風呂

我が家はTOTOのサザナを選びました。
    お風呂の快適さは

  • 掃除が簡単
  • お湯が冷めにくい

というのが最低条件。

それと夏場はカビの心配が特に大きいので、日々の掃除が大切です。なので掃除のし易いつくりというのはそこそこ重要になってきます。
LIXILのユニットも洗いやすさを重視していましたが、シャワー台が外せるという大きな違いは選びませんでした。毎日掃除するとして、台が取り外せるのは一見魅力的ですが、外せるということはそこに隙間が生まれるということ。
隙間があるということは、取り外した台を洗っても、戻したときに隙間が濡れていればカビの発生にダイレクト。
台の取り外しが出来なくても隈なく手が届けば、乾かす手間はいりません。そんなわけでサザナです。

手が届くからそれでよし

ついでにバスタブは半身浴ができるものを選びました。私が半身浴好きなもんで選ばせてもらったのですが、深い方に座れば全身浴もできますし、その際脚を浅い部分に乗せてくつろげます。

半身浴には丁度良い。

おチビも半身浴スペースで椅子のように座れるので、この選択はアリだったなと思います。

そもそもシャワーが心地よい

引き続きサザナですが、シャワーが心地よい点も挙げておきます。これはエアインのおかげなんですが、シャワーヘッドに特徴があります。

エアインシャワー

シャワーヘッドにオンオフのスイッチがついているのはもちろん便利なのですが、エアインシャワーはお湯がヘッドを通過する際に空気が混ざるようになっています。
このおかげで水圧が同じでも水量が抑えられています。35%ほどの節水効果なんだとか。空気が弾けることで勢いを殺さず、しかも肌を傷めず心地よい刺激です。
空気が当たっているので何とも言えない心地よさなんですよ。ショールームでも体感できるので、この記事を読んで迷ったらぜひショールームに脚を運んでみてください。

ダイキンエアコン18畳用

標準で選べる最大サイズのエアコン。リビングにこれをつけてもらいました。実際にはリビングが21畳(ミニ和室3畳含む)なのでアンダースペックなんですが、問題ありませんでした。
ミニ和室とリビングはロールスクリーンで区切りました。これで実質18畳。冷暖房効率は上がります。

ロールスクリーン

三菱のエアコンと比較してどちらがいいか迷って、結局ダイキンにした理由は自分でもわかりません。
ただ空気をきれいに保てる機能と自動フィルター清掃と内部クリーン機能(カビ対策)はどちらのメーカーにもありました。性能に大きな違いはないので、単に感想として書きます。
我が家はわたしが暑がりなので冷房はかなり使います。でも涼しい時間帯からつけることで負荷を下げています。温度も28℃で充分です。今年は暑かったので「快適自動」モードでつけっぱなしにしましたが、9畳のDK+12畳リビングだったアパートと比べて大幅にはコストが上がっていません。
断熱効果も替わったので比較するには難しいところですが、とりあえず満足しています。
そうそうもう1点。リビングと階段の仕切りとして県民共済住宅標準の断熱レースカーテンをつけてもらいました。

じつは標準。

ロールスクリーンを検討していましたが、階段の昇り降りにいちいちスクリーンも上下させるのが億劫なのと、手すりのポジションを変えなければならないデメリットがあったので、価格も抑えて標準カーテンとRをつけたレールで対応。

天井にRをつけて設置

カーテンをなめていましたが、断熱効果かなり高いです。冷房時、階段下にも関わらずカーテンの奥は熱気を感じました。布1枚で温度差がはっきりと感じられます。
カーテンはロールスクリーンのように態勢を変えなくても横に引くだけで開け閉めできて楽。しかも標準なので価格も抑えられて大満足です。

断熱材は過信しない

ウレタン発泡断熱。これは絶対にプランに入れたいと思っていました。前のアパートがものすごく暑く感じていたので(多分ウレタン発泡ではない)それは避けたかったのと、グラスウールを全く信用していなかったということもあります。
グラスウールは施工が悪いとセッティングが簡単に崩れてグラスウールの位置が偏ってしまいます。またグラスウールに限らず家全体の構造・施工が悪いと、湿気が溜まってカビと腐食の原因になると勉強しました。
参考図書として「エコハウスのウソ」という本があります。一度読んでみることをおすすめします。
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なのでウレタン発泡断熱はマストだったのですが、今年は暑く感じた、としておきます。一定の温度では快適さがわかりますが、その範囲を外れた暑さには効果を期待しすぎないことですね。
ただしアパートの暑さと比べた場合は4℃くらいの差は感じられたと思います。引っ越しの際にかなり違いがわかりました。体感なので正確ではないです。

ウレタン発泡断熱とエアコンと電気代

最後に電気代だけ画像を載せます。部屋のサイズと断熱(アパートは不明)による違いは正確なものではないのですが、参考になれば幸いです。

エアコン使用時間 部屋サイズ

アパート 断熱は不明
2017年7月平均気温 27.6℃ 8月平均気温 26.3℃
1階リビング 9畳 9-21時の12時間
2階寝室 12畳 18-3時の7時間

今の家 発泡断熱
2018年7月平均気温 28.8℃ 8月平均気温28.2℃
1階リビング 18畳 9-21時の12時間
2階寝室 8畳 18-3時の7時間

時間はだいたい同じです。

契約アンペアがアパートは40A、今の家では50Aとなっています。

2017年7月。アパート。

2018年7月。 今の家。

2018年。アパート。

2018年。今の家。

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