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ただただ寒い
人生初の地鎮祭を無事に終えることができた。普通に構えていれば終わるんだけど、積もった雪と1月の最強寒期は手強い相手だった。
寒さだけの記憶もあんまりなので、ざっくりと日記にしよう。
やったこと、やるべきこと
朝、敷地に到着。既に両親は車で到着しており石油ストーブを準備していた。
真冬の石油ストーブ、重要。
その後神主さんをランドマークまでお迎えに。
うちの場合は除草シートが張ってあるので神主さんに確認。特に剥がさないでもいいですよ、とのこと。
おかげで雪どけの土を踏まずに済んだ。
神主さんが用意してくれた御幣をスペースの四つ角に差して立てる。
寒いので神主さんのお手伝いをして祭壇を運んだ。組み立ては神主さんが行なう。こちらは指示に従ってお供え物を準備。
用意したバケツ1杯の砂を、バケツを一気に逆さまにして地面に盛って山を作る。場所は祭壇に向かって後ろへ一歩右へ一歩くらいのところ。
石油ストーブは神主さんにあたってもらおうと思ったけど、「皆さんで使ってください」と仰ってくれたので高齢の父母とおチビへ譲る。
大まかな説明を受けて儀式スタート。
結構ガッツリと祝詞を奏上して頂いた。全ては聞き取れないが、施主の名前と住所、県民共済住宅という会社名、「木造2階建て」というキーワードが聞き取れた。真面目な儀式だけど、これを聞けると地鎮祭は楽しいね。
施主とその親族が行うのは鋤(すき)や鍬(くわ)を入れる穿初(うがちぞめ)、刈初(かりぞめ)という儀式。そして玉串奉奠 (たまぐしほうてん)だ。
その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」、本来は設計に携わる者がするそうだけど、ウチは間取りを描いた妻に依頼した。
初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」、鍬入れは施主が行うので、これは私が。
初めて土をならず「土均(つちならし)」は現場で工事にあたる者、現場監督などが行う。今回は私の父がやってくれた。
いずれも「エイッ」という掛け声とともに3回の動作で行う。終わると神主さんかお清めをしてくれる。
本来は「鎮め物」を地中に納めるそうだけど、うちの場合は雪と除草シートがあるので、後日雪が解けたら納めてくださいとのこと。オーケー。了解です。
玉串奉奠 (たまぐしほうてん)は榊の枝を納めるもの。和装で神前式の結婚式をされた方は一度経験があるかもしれない。
右手で枝下、左手で枝先を持った後、右回りに枝下を祭壇に向けて納める。その後2礼2拍手1礼。
これで我々が関わるアクションは終了だ。神主さんの「オーーーーー」という発声で儀式も終了する。神様にお帰り頂き、お供えを下げる。
お酒やお米、塩はお清めとして紂王と四隅に撒くそうだけど、雪が解けたら済ませてね、とのこと。
これが全てだ。儀式はおおよそ40分。
雑だけどまとめる
とにかく冬の地鎮祭は寒さとの戦いだ。ほとんど動かないから熱が奪われる一方。
万全の寒さ対策が求められる。衣類もそうだが、足下の冷えが大敵だ。父が用意してくれた石油ストーブはファインプレーだったと言えよう。私には届かなかったが。
寒さ対策ができると祝詞をちゃんと聞けると思う。聞き慣れたキーワードが出てくると思わず「フフッ」と笑えると思う。顔に出しちゃダメ。
夏は夏で大変だと思うけど、冬は冬でかなり大変だったのでご参考ください。