「味噌かんぷら」って何?

福島県の郷土料理です。先日テレビでもやってましたね。
じゃがいもを味噌と砂糖で味付けした、素朴でおいしい、簡単料理です。

 

福島県では昔からおやつにも食べられていたそうですが、案外つまみになります。
いや、むしろつまみとして食べたいです。

 

「かんぷら」とは福島の方言で「じゃがいも」。

 

味噌じゃが、と呼ぶよりも味わいがありますね。おいしそう。
天ぷらのような揚げ物を想像してしましそうですが、揚げ物ではありません。

 

 

味噌かんぷらの作り方

材料

・小じゃがいも 20個くらい、ちっさいやつ
・サラダ油 適量
・水 200cc
・砂糖 大さじ5〜適量
・味噌 大さじ3〜適量

 

作り方

①じゃがいもをよく洗う、皮はむかない
②フライパン・鍋に油をしき、皮付きじゃがいもを炒める
③水・砂糖・味噌を入れ、蓋をして煮込む

 

以上!

 

ジャガイモ以外はたいてい家にあるものなのでかなり楽ちんかと思います。
しかも皮をむかないでそのまま調理できるので、時短かつ栄養もアップします。

 

あ、じゃがいもの芽は取り除きましょう。あれは毒性があるので注意してください。

 

たまにスーパーの朝市やセール品で小じゃがの袋売りなんかがあるかと思いますが、
味噌かんぷらは正にうってつけです。

小じゃがって皮をむく手間がかかってなかなか大変ですからね。

 

調理は簡単。適当にやっても失敗はないでしょう。
洗ったじゃがいもを油で軽く炒めます。この辺は好みでいいかと。シワが寄る程度で充分ですが、ちょっと焦げる程度に炒めれば香ばしく仕上がります。

③の材料を入れてふたを閉めてホクホクするまで煮込みます。サイズにもよりますが10分もあれば火は通ります。

火の通りと煮汁の量を見て適宜火を止めてください。

砂糖や味噌は分量気にせず好みでいいと思います。

子供のおやつにするなら少し甘めに。
大人のつまみなら甘さを控えめに。

サラダ油の代わりにバターを使用する裏技もあります。
この場合はバターで風味と甘みがありますので味付けを気持ち軽めにするのがいいかと。

 

個人的にはじゃがバターより好きです。
さらには粉ふき芋より食感があって楽しいです。あまじょっぱさが堪りません。

 

お酒の肴にもなります(味噌少し多めで)。

時短メニュー、久しぶりに書きました。
食べ合わせとしてはこれと野菜をたっぷり摂ればわりと理想的。欲を言えば砂糖は白糖じゃないものを。ミネラルも摂れる黒糖なんかいいですよね。
この辺も好みで(笑)。
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