マキタのコードレスクリーナーをサイクロン化 互換バッテリーOK!

引っ越ししてから掃除スペースが増えた。
コンセントは多めに設置したけど、やっぱり届かないエリアがある。
その都度コードを差し替えるのはメンドクサイ。
そこで巷で評判のマキタのコードレスクリーナーを導入した。

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サイクロンといえば○イソン

サイクロンの先駆け「○イソン」がそんな掃除機を世に出してから何年が経つだろう。吸引力は多分トップクラスであることは間違いない。
でも国内メーカーも頑張っている。現在も我が家で使っているシャープのサイクロン掃除機はかなり吸引力がある。ダイソンはコスパとしてはそれほど魅力を感じなかった。店頭で実機テストをしてみた。確かに吸引力はある。
でも何故か買う気にはならなかった。性能は疑う余地のないほどだけど、お値段が大きいのかもしれない。サイクロン方式の吸引・ゴミ回収ができて満足できるモデルならいいや、という安易な考えではない。他の魅力があるアイツが気になっていたのですよ。

マキタ

我が家に絨毯があったら迷わずダイソンを買った可能性はある。でも我が家には絨毯がない。敷物はキッチンマットくらいだ。
つまり最強の吸引力は最強の選択肢ではなかった。我が家の求めるものは「コードレス」「手軽なのにそこそこ使える」「充電時間が短い(もしくは使用時間が長い)」が必須条件で、お値段はそこそこであれば尚更良いという感じ。
そこで意識し始めたのがマキタのスティックタイプのコードレスクリーナーだ。コイツのメリットは

  • 異なる電圧のモデルがある(電圧・吸引力とお値段が比例)
  • バッテリーが交換できる、他のマキタの電動工具と互換あり
  • 急速充電に対応
  • 集塵方法は紙パックorカプセルの2種類のモデルがある
  • 本体のみの販売がある
  • オプション商品として「サイクロンユニット」の販売がある

などなど。

マキタ 充電式クリーナ 18V CL181(AMAZON)

そして推奨ではないけど、マキタの電動工具は世界シェアのあるモノなので「互換バッテリー」「互換充電器」といったものが市場には出回っている。あまりに安いものは粗悪品の可能性もあるけど、純正品より安く、そこそこ使えるという評判のものは結構あるみたい。

DC18RC マキタ互換充電器(AMAZON)

BL-0707-3 互換バッテリー(AMAZON)

また出てきました、「そこそこ」使える。これで準備は整ったかもしれない。それは本体とサイクロンユニットを純正品、バッテリーと充電器は互換品という構図ですよ。コストを抑えてそこそこ使えるコードレスサイクロンクリーナーが組める!
アマゾンで確認したらバッテリー単品の値段差は純正品に比べて互換品は約1/3くらいになる。まったく使えなければ無駄遣いだけど、そこそこ使えればコスパは高いと言える。
互換品がダメでも本体が壊れる可能性は低いと見た。ダメなときは純正品を買おうという方針でそれぞれ単品で購入した。
不安な方はセット販売もあるのでそちらを検討するといいでしょうね。でも本体だけで購入できるのはかなりメリットなんじゃないかな?壊れたとしてもダイソンなどの高価なモデルを修理するより安い可能性だってあるし、マキタの電動工具を使っている人ならバッテリーを流用できる場合もあるからね(電圧が合っていれば)。

マキタ 充電式クリーナ 18V (バッテリー・充電器付) CL181FDRFW &サイクロンアタッチメント A-67169(AMAZON)

そこそこ、いや、かなり使えた!

正規品じゃないのでドキドキするけど、まずはバッテリーの充電。互換バッテリーと互換充電器での充電ができないとそこで終了ですね。これは問題なく充電できた。
つづいて本体とバッテリーの接続。これも問題なし。本体とサイクロンユニットは純正なので特に不安もなく。

マキタコードレスクリーナー用サイクロンアタッチメント A-67169(アマゾン入荷待ちのため楽天で。)

では電源オン!キュイーン!動いた!(少し感動した)そのノリで掃除を始める。初回はかなりゴミが取れたのに写真を撮るのを完全に忘れてしまった。
数日後、すきを見て一応動画を撮ってみた。1階(LDK・廊下・トイレ・洗面所)の掃除を終えたときのもの。これまでのシャープのサイクロン掃除機よりは劣るかもしれないけど、これだけとれた。この集塵レベルでコードの差し替えが要らないわけだからストレスなく満足だ。

かんたーん!

サイクロンユニットもパカっとかんたんに外せるのでごみ捨てもストレスフリー。これ、手が汚れないから女性ならなおさら感動すると思う。すごく気持ちが良い。楽しくなる。
そう、掃除が楽しいのだ。「はぁ、掃除しなくちゃなぁ、面倒だなぁ」という気分にはなることがないことがわかった。むしろ「あ、ゴミが落ちてる!さっさと掃除機かけちゃお!」とズボラなわたしがなるくらいだから、かなりのプラスだ。
強いてデメリットを挙げるとするなら、吸引力がダイソンに敵わないであろうことはすでに述べたけど、もうひとつ「重さ」だ。正確な重さは計れていないけど、体重計では2.1kgの表示。

ちょっと重い

スティックタイプなので、重さはすべて腕と手首にかかってくる。一応ハンドストラップは付いているけど、重さの軽減にはならない。だから持ち上げを繰り返す「階段」は苦痛かもしれない。両手で扱えば問題はないレベルだけどね。
ちなみに互換バッテリーは約600gあった。

いろいろ楽しいのかも

吸引力はトップでもなく重さもなかなか感じるかもしれないのに、わたしはストレスを感じなかった。掃除機として魅力を感じているのかな?それはもしかしたらバッテリーを外して充電するという行為が楽しいのかもしれない。
本体からバッテリーを外し、充電器に接続する。充電が終われば充電器から取り外し、本体に装着する。なんか、これが愛着につながっている気がする。なんだろう、ハンターってこんな感じなのかな?「ガチャッガチャッ、バキューン」感がある。

ガチャッと

あと充電時間がものすごく短い。バッテリーを使い切るまで掃除をすることもないので恐らくは補充電なんだろうけど、30分かかったことがまだない。万が一電池切れになっても50分程度で満充電になるらしいから、ガシガシ使うことに不安もない。

充電開始でメロディが。純正もそうらしい。

互換バッテリーと互換充電器がちゃんと動いてくれることに安心した、というのもある。これのおかげで快適な掃除環境がローコストで整った。これは自己満足だけど愛着につながっているんだと思う。
掃除機でこんなに満足することってあったかなぁ?コードが無いこと、サイクロンであること、ごみ捨てが楽なこと、ついでに充電が楽しいこと。気持ちよくて楽しいなら習慣化にもつながるね。
最高の吸引力を求めなければ、これはおすすめだ。最高の逸品、また増えました。
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