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傘について考えた
日本に住んでいる限り、必ず雨に遭遇する。昔から傘文化の国だ。
私は濡れるのが嫌いで、学生の頃から「完全防水」に憧れてきた。ミリタリー系の頑丈で重いレインジャケットからゴアテックスまで、いろいろ試してみた。
結果、快適なのはそういった衣類ではなく傘だ。着脱は要らないし何より蒸れないから。
完璧は求めない
傘があれば濡れないわけでは無い。足元は濡れるし、風があれば上半身だって濡れる。
でも予備の着替えがあれば一日中不快ではない。靴だって替えの一足があれば乾かす方法はある。
個人的には顔や首元が濡れなければ、雨が強くてもそんなに気にならない。
気になるのは傘の携帯性くらいだ。軽くてコンパクト。本当はこれがすべてと言いたいけど、いろいろ事情がある。事情と言えばたいてい経済面だ。
傘は消耗品と割り切る
世の中には機能性や軽量性を重視した傘が多くある。骨を強化したり、風を受け流す構造だったり、超コンパクト収納だったりと様々だ。
その様々な傘は、追求するが為に高価だったりする。そして傘に壊れないという保証は一切ない。
だったらそれなりに機能的でお安いもので充分。数千円もかけて1シーズンで壊れたりしたら悲しい。かと言って安くてもすぐ壊れるのは問題だ。
私が選んで良かったと思うのはユニクロの折りたたみ傘だ。意外と軽い・意外と安い・意外と丈夫という意外な傘だ。
だが何かにぶつかると回転するので、狭い歩道なんかでは壁や電柱などに引っ掛からず、なかなか役に立つ。
それと便利に思ったのは、通常なら捨ててしまうフックだ。
これはお店での陳列に使うプラスチックフックだが、そのまま付けていてもゴムのループから外れにくく、バッグなどにぶら下げたり出来るので非常に便利だ。
これから買おうと思った人は、捨てずに是非使ってみて欲しい。
重さはそれなりで最軽量の傘と比べたら重いが、値段とサイズで考えれば何ら問題ない重さだ。使えるし、壊れてもさほど痛くないので気軽でいい。