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水のありがたさ

すごく当たり前のことですが、日本では水道水を飲むことができます。美味しいかどうかは地域や設備にもよりますけど、飲料水には恵まれていると思います。

世界中では飲料水が確保できない地域もあるそうですから、これは本当に幸せなことです。

成人が1日に必要とする水分は最低でも2l。これは飲料水としての必要量です。

生活用水を考えたらもっと多くの水が必要です。

もし水道が使えなくなったらと考えると
、相当なパニックが起こりそうです。想像はしたくないですが。

水の確保はできてますか?

日本では現代でならば水が枯渇したことはないと思います。

とは言え、毎年「水不足」という言葉は聞くことがあります。

ダムのあるエリアで雨が降らなければ、下流の取水場では取水制限が実施され、夏場はプールの自粛から始まり、状況が悪くなれば家庭の水道も水圧が弱くなり、最終的には水道が止められます。

震災の時には非常用飲料水の確保が叫ばれていましたが、落ち着いてくると忘れがちになります。

そしてなにも震災だけではなく、そうした天候不順で水不足になることだって充分に考えられます。

我が家では500mlペットボトルのミネラルウォーターをケースで2つ買って、最低でも1ケースは手付かずでストックしています。

特に非常用として売られているものではありません。近くのスーパーで売っている安いもので充分です。

1年は保存できますからね。5年保存できるものって若干お高いですし、非常用という意識が働くので平穏なら結局使う機会がないんですよ。そんな機会がないに越したこともないんですけどね。

それよりはコストなどの気兼ねなく飲めて、安く買い足せる普通のミネラルウォーターほうが安心感があります

↑送料無料ならネットで買ってもいいですね。

熱中症が心配な夏場も、ストックから持ち出せば外出時にコンビニで定価のミネラルウォーターを買う必要がなくなります。

飲んだら補充。日頃の備えは大切にしないといけません。

水を作れないものか

水がなければ作ればいい。

簡単にできればとっくに作ってます、全世界で。

個人的には小さな粒、それこそ錠剤くらいの粒を潰したら2リットルくらい水が溢てくる、そんな技術があったらいいなぁなんて思ってたりします。

今の技術ではできないかもしれませんが。

でも確かな技術も開発されています。

個人が出資しあうクラウドファンドでは「FONTUS(フォンタス)」という、空気中の水分から水をつくるというものです。

 

仕組みを簡単にまとめると、

①ファンを用いて空気を取り入れ、
②エアフィルターで不純物を取り除き、
③ペルチェ素子の熱電冷却効果を用いて強制結露させ、
④ボトル内に貯蔵する。

というもののようです。

タイプは2種類あって、ソーラー電源でファンを回して空気を取り込む「fontus」と、

自転車に取り付けて走行時に空気を取り込む「fontus aero」がともに開発中だそうです。

ともに「エアフィルター」で不純物を除去するようなので、採取する空気の質によってはそのまま飲料にするには問題があるかもしれませんが、

フィルターやろ過する方法が確立すればこれほど素晴らしい技術はほかにないかもしれません。

何より電源が人力と太陽光だけ、というのが素敵すぎます。

水のろ過に関してはサバイバル技術に学ぶこともできますね。石と砂と布を使うアレです。

商品としてもこんなものもあります。

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↑渓流釣りの時にはかなりお世話になりました。

フォンタスはウルトラライトがコンセプトではないですが、非常時だけでなくアクティビティにもぜひ取り入れたい商品です。

ハイクやキャンプなど、重たいペットボトルを持たなくても水だけは何とかなる環境はとても魅力的です。

水を大切に。

とにかく水を作る技術はもう目の前にあります。これはもっと世の中に広めるべき。

グローバルに考えるなら、水不足に悩む地域に伝えなければならない技術です。

水資源はこれからの世界でかなり重要になると言われています。

少なくとも、私達が生きている世の中で足りなければ生きていけなくなるもの。

できることなら水を奪い合うような争いは起きてほしくない。

日頃からありがたみを感じて大切に使いたいです。

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