前回の記事で水のありがたみということで、
空気中の水分を強制濾過する「FONTUS」を紹介しましたが、
https://haragahetta.net/2016/07/26/水不足を機に水のありがたさを考える/
タイムリーなことにイケてる浄水器を知りましたので紹介します。
PORTABLE AQUA PURE Electrolytic Water Purifier
ポータブルアクア ピュアという電解浄水器です。
浄水器といってもブリタのようなフィルター浄水器ではないようです。
つまりこのデバイスに水を濾過する機能はない、ということです。
なんすか、「電解浄水器」て。
私のレベルでの翻訳ですが、
塩と水を混ぜた食塩水を動画にあるようなデバイスに入れて電解処理すると、
ものすごく強力な酸化消毒液が生成されて、
それを用いて飲料水ではない水を消毒処理して飲めるようにする、
というもののようです。
このデバイスでは1~20リットルまでの水を処理する消毒液を一度に作ることができ、
電源はUSB充電かソーラー発電で賄え、60,000リットルまではパーツ交換も要らないそうです。
そして消毒の効果ですが、処理する水の量にもよりますが30分程度で99.9%のウイルスや細菌を死滅させることができるそうです。
で、味は?味はどうなんだ?
日本人は水に恵まれているので、とりわけ水道水のレベルが高いので、味にはうるさいと思います。
私はこの浄水を飲んだことはありませんので製品の説明文からしか判断できません。
説明文によると、浄水処理したあとも再汚染から水を守るために塩素が残留しているとのこと。
ただしその塩素のレベルはUS EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)の基準以下であり、家庭の水道水と同じレベルだそうです。
アメリカで生活したことがある方にお聞きしたい。
アメリカの水道水って飲めるの?
なもんで日本人としては味にあまり期待はできないかもしれません。
ただし手のひらサイズであるデバイスと、媒体が食塩水と手に入りやすい材料で汚れた水を浄化できるのは
かなりスマートなのではないでしょうか。
ちなみに放射線による汚染には対応してないようです。ここもクリアできる浄水器がハンディサイズになったら、
完全に世の中の水の価値は変わりますね。