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お片付け
大掃除を楽に切り上げたいTAKUです。
断捨離について勉強しています。
週末の少しの時間や、毎日の寝る前の数分を
片付けに充てています。
これを続けていけば、大掃除をしなくても済むかもしれない、
淡い期待を抱いています。
しかし、断捨離を勉強していてある事に気が付きました。
私がやっていることは片付けだということ。
つまり左にあるモノを右に移動しただけ、ということです。
そもそも断捨離とは何なのか
私が手本としている「感度の高い仕事人は断捨離じょうず。」によれば、
新しいモノを買うときに厳選して「断」ち、
溜まっているガラクタを「捨」てれば、
執着は徐々に「離」れていく、
この「行動技術」の事だと述べられています。
もう少し短く言うなら「心の執着を手放す」ことだそうです。
不安とモノと執着は結びつく
心の執着ってどんな時に起きているのか。
私が思うにはズバリ「安心できない時」だと思います。
自信がない→安心できない→不安。
先が見えない→安心できない→不安。
不安になると安心したくて何かにすがろうとする。
多分これが執着。
執着の結果、何か「モノ」にすがる。
そうするとモノが安心をもたらす。
安心できたのは良いことだと思います。
ところがこれが原因でモノが減らないようです。
モノが安心をもたらした結果、
そのモノがないと不安になるから手放せない。
しかも高いお金を払って買ったものなら尚更です。
例えば私の場合、なかなか捨てられないのがキャンプ道具。
娘が生まれてしばらくは個人的に遊べないのに、
「いつか使うかもしれない」という思いがあって捨てられません。
そして「災害時に使えるから」というもっともらしい言い訳が出てきます。
執着してます。心もモノも。
まあ、いつかは必ず使うので例として微妙なところですが。
私という軸と、「今」という時間軸。
「いつか使うかもしれない」という不安。
「いつ」なのかも分かりませんし、使うかどうかも分かりません。
これは勝手にそう思い込んで不安に感じている、つまらないものです。
そんな心の執着を手放す方法があるそうです。
必要なモノの絞り込みです。
モノと自分自身との関連性、つまり私という軸と、
「今」という時間軸で絞り込みます。
上の3つすべてが当てはまるものだけに絞り込めればOK。
こうすることで過去への執着と、
いつか使うかもしれないという不安を断ち、捨て、離れられます。
モノに縛られることがなくなってくると思います。
ある程度の未来は分かるかもしれません。
分かることに対して備えをするのは大切なことです。
でも分からないことに備えをするのは難しいと思います。
どうやって備えるのか、そもそも分かりません。
いつか使うかもしれない、という勝手な思い込み。
思い込んで不安に駆られるなら捨ててしまいましょう。
高かったから捨てられないというのなら売ってしまいましょう。
その時が来て必要だったらまた買う。
「あの時捨てなければよかった」ではなく、
「これは必要だったんだ」という教訓にすればいいんです。
あの時は必要じゃなかったんですからね。
もう一度。
今必要で自分に空間に相応しくお気に入りかどうか。
さあ、大掃除しなくていい道を一歩進めましたよ、私は。