涼しくなるか。ニットワイシャツと冷感インナー(長袖)で通勤してみた。
ぴっちり。長袖オン長袖

この夏も長袖で過ごす決心をした。
快適なニットシャツ。
人生初の冷感インナー。
そう、汗をかいて身体を冷やすのだ。

Contents

テレビ見てても解決しない

暑いのが好きな人も、今年の異常な酷暑にはうんざりしているのではないかと思います。なんでこんな暑いんだろう。
その理由がなんちゃら高気圧とほんちゃら高気圧がダブルでどうこうして、なんて聞いた気がするけど、それよりどうしたらこんな悲惨な環境を変えられるのかを知りたい。
でもTVでは誰も言わない。生命に危険な高温、とだけだ。そんな頼りにならんTVなんかより行動するのみです。
今回は自信があります。とりあえず自分の身体で人体実験です。

発汗こそ最高の冷房

今回はワイシャツを「ニットシャツ」に替え、肌着を「冷感インナー」にします。
ニットシャツとはつまり「編んだ生地で作ったシャツ」で、ポロシャツに近い素材です。見た目はワイシャツ。吸水速乾であり、生地が伸びるのでゆったりと着ることができます。

見た目ワイシャツでも・・・

伸びるし吸水速乾。

私が選んだのはイオンの商品で「Neo Fit」というシャツです。レギュラーフィットなので、スリムフィットを着ているならワンサイズ下げないとブカブカだと思います。
「冷感インナー」は肌触りがひんやりしており、こちらも吸水速乾に優れています。私が選んだのはワークマンで売っている「クールシールドNEO」というモデル。

コンプレッションタイプなので身体にぴっちりフィットします。脇はメッシュなので更に通気性に優れています。

ぴっちり。長袖オン長袖

フィット感は異なりますが、どちらも吸水速乾性に優れているので、「汗をかいてクールダウン」を狙っていきます。
常に外気に晒されるつもりはありません。あくまで通勤とオフィスワークです。
エアコンに慣れてしまうと「汗腺」の機能が失われて体温調節ができなくなると聞いたことがあります。若干不安ですが、危険を感じたらやめるスタンスで出勤開始です。
この時のために買った「冷感インナー」は買ってすぐに洗って乾かしました。

最初は暑い

(※写真がないので想像にお任せします。)
朝はゴミ出しから開始。ニットシャツは買ってから1週間くらいですが、冷感インナーは全く慣れていません。ものすごくピチっとしています。
そして在庫を買ったので襟元は丸首です。前日まではVネックのインナーだったので、かなりの違和感です。ニットシャツもゆったり着られません。
冷感インナーも活動開始のころは暑い。汗もかいているんですが、まだ外に放出されていない感じ。この「放出されていない感」は空気中の水蒸気量にもよるかもしれません。
なので湿気が抜けにくいエリアでは暑さを感じます。家を出たときは湿気は抜けるエリアなんですが、最初に出た汗が身体→インナー→ニットシャツという移動の最中だったんだと思います。つまり蒸発してない状況。
ここで少しばかり風が吹きました。するとおお、涼しいじゃないか!早速恩恵に預かりました。吸水速乾は風を受けると相乗効果があるようです。風を受けると冷風でなくてもグングン涼しくなります。
ひんやり、という表現がふさわしいです。一気に気化している感じです。
約10分で最寄り駅に到着。風を受けないときは汗がじんわりシャツに移るのがわかります。インナーにさえ慣れてしまえば発汗は気にならなくなってきました。
電車に乗ると冷房が。冷風が当たると寒いです。それだけ汗をかいているというのもわかります。
ただ速乾性の良いところは汗の蒸発が速いところ。ものの数分で寒さはなくなります。
通勤の間はこの暑くて発汗〜風で冷却の繰り返しです。繰り返しというのは電車の乗り換えで外気と冷房を繰り返すことです。
不快感は丸首くらいで、結構快適です。

オフィスにて

この日はオフィスにこもってデスクワーク。昼食で移動するものの、ほとんどは室内時間。
すると発汗は移動時くらい。いいのかどうかわかりません。
いつもと違う点はインナーのピッチリ感でしょうか。なんだか腹が出てる感じ。そして夕方まで過ごすと乾いた汗が少し痒く感じてきました。思った以上に汗はかいているようです。
でも快適に思います。とくに「脇汗」が感じられない(というか蒸発している)のが素晴らしい。ピタッとしていてサラッと乾くのはこれまでになかったので、これも慣れたら快適だと思います。

帰宅

朝から夜まで、着ていれば慣れるものです。でも常にフィットするインナーのせいで、夜まで過ごすと汗が蒸発した後にベタつきが残ります。
サラッとしていても、やはり直ぐにシャワーを浴びたい気分です。
それでも冷感と謳うだけあってひんやり感は流石と言えるレベル。これでベタつきがなければ夏最強の装備でしょうね。
フィット感が苦手な場合はやはり長袖シャツとドライパーカーの組み合わせで発汗するのがいいでしょう。ベタつきもコンプレッションインナーよりはかなりマシになります。
それと買ってしまってから後悔なんですが、冷感インナーにVネックがありました。少なくともこちらのほうがオフィスワークには向いていると思います。失敗したなぁ。

Vネック!

あとはとにかく帰宅後は直ぐに汗を流して快適に過ごすのがいいでしょうね。ピッチリからの開放感、それはそれで気持ちが良いですよ。
暑さに慣れるもよし。コンプレッションインナーに慣れるもよし。快適は工夫と気持ち次第。
現場からは以上です。
おすすめの記事