私がUL思考に至ったキッカケ。

Contents

発端は腰痛

数年前、どうにも腰が痛くて整体に行くも痛みが悪化。整形外科では椎間板ヘルニアに近い状態と診断されました。
近い状態というのが曖昧ですが、それまでの自重で背骨が歪み、神経を圧迫して痛みがでていると。
単純に考えました。

  • 体重を落とそう
  • 重いもの持ちたくない

軽くする

体重はその後頑張って落としました。荷物も軽いバッグに必要最低限を入れて、身体へ負担をかけないように努力しています。
その道の途中で素晴らしいモノに出会いました。
t's stove「WWsideB combo」というアルコールストーブです。

私のアウトドア趣味のひとつに軽登山とキャンプがあります。
どちらも楽しみなものは食事。私は以前に某アウトドア用品のメーカーに勤めていたこともあって、ガスストーブ(登山用コンロ)を持っているのですが、
火力の調整が出来て便利な一方、かさ張って重いというデメリットを感じるようになりました。
そこに来てこのアルコールストーブ。とにかく軽い!
考え方が変わるのにそう時間はかかりませんでした。

シンプルな美しさ

モノとしてはマニアックかもしれませんが、シンプルライフさえ考えるようになった、逸品です。
シンプルを追求すると、私はこのsideB comboがダントツです。
ひとつは構造。円筒状の容器の上の方、周囲に孔を空けただけのシンプルさ。
アルコールストーブは本体に燃料アルコールを注いで火をつけて使うんですが、この構造はゴミなどが入り込んでもすぐに除去できるし、メンテナンス性が非常に高いと思います。
もうひとつは効率の良さ。本体だけで使えますが、付属のファインメッシュを五徳として使えます。
さらにステンレス製の風防がセットになっているので、強風でない限り問題なく使えます。

これまでに使ってみた平均ですが、燃料アルコールを30ml使用して、燃焼時間はおおよそ4分前後。気温や風の有無でも前後します。
この燃焼時間で400〜500mlのお湯が沸かせます。
軽登山でインスタントラーメンやコーヒーを摂るには充分なスペックです。
あとひとつは収納の美しさ。
本体、五徳、風防、燃料ボトルのセットが本体にすべて収納できてしまう!なんと美しい!しかもセットで50gしかありません。

このストーブより軽いものは他にもあると思いますが、必要なモノが揃ってこんなにキレイに収まるというのはないんじゃないかなと思います。

最低限あればいい

興味がない人にはあまり響かないかもしれませんね。でも私にはとても魅力的。
お湯が沸かせれば大抵の事はできる。できないこともあるけど、それってできなきゃダメなの?となり、

  • これで事足りる
  • これで事足らす
  • 余計なモノは要らない

そんな思考に至ったわけです。
食事が楽しみであることに変わりはありませんが、「すべては必要なモノではない」と悟ったのかもしれません。
するととても身軽になった感覚が得られました。
まだまだ道の途中なのでどうなるかはわかりませんが、この出会いが色々と考えを改めさせて今に生きています。
今回はそんな逸品のお話でございました。これを読んでいただいているあなたにも逸品との出会いがあらんことを。

以下、商品ページのリンクになります。現在は在庫が無いようです。
http://ts-stove.dust.jp/ts-stove/pg158.html

おすすめの記事